近畿北部における山地積雪の研究
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概要
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近畿北部の各地の積雪資料から, 山地と平地の最大積雪深の年変動を調べてみると, どの地域でもよい対応がみられるが, 山地の積雪量の変動は非常に振幅が大きく, 寡雪の年は平地とほぼ同じオーダーにおちこむ.また琵琶湖西部山域での積雪調査から, 積雪相当水量の高度変化は, 山地の海岸からの距離によって減少することが見出された.さらに伊吹山頂の積雪資料から, 積雪の消滅する時期は, 最大積雪深と, 融雪期の気温から推定されることがわかった.
- 社団法人 日本雪氷学会の論文
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