カチオン性高分子凝集剤荷電密度の凝集への影響
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概要
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負に帯電したポリスチレンラテックス粒子懸濁液のカチオン性高分子凝集剤による凝集に対し, 高分子の荷電密度の影響を検討し, その凝集機構を推定した. その結果, 粒子はジャーテストによる最適凝集剤濃度で荷電中和されること, ならびに最適凝集剤濃度におけるブラウン凝集速度は高分子の荷電密度の増加と共に速くなることが明らかになった. したがって, 凝集は主に高分子による粒子の荷電中和に, また部分的にはカチオンの粒子表面での分布状態に起因すると推察された.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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細川 義二郎
九州工業大学工学部環境工学教室
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東谷 公
九州工業大学工学部工業化学科
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松野 儀三
九州工業大学工学部 物質工学科応用化学教室
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相本 英樹
九州工業大学工学部工業化学科
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松野 儀三
九州工業大学工学部工業化学科
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松野 儀三
九州工業大学工学部
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細川 義二郎
九州工業大学工学部環境工学科
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東谷 公
九州工業大学工学部環境工学科
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