ヒト肝の酸性Z蛋白の抽出と定量
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概要
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肝細胞内の有機陰イオン結合蛋白の1つであるZ蛋白をヒト肝より抽出した.精製により酸性Z蛋白とアルカリ性Z蛋白が存在することを認めた.酸性Z蛋白の分子量は約11,000,等電点は5.8であった.抗酸性Z蛋白抗体を家兎により作製し,ラジオイムノアッセイ法にて定量すると,1gあたりの肝に0.86mg,血清中には約38.8ng/ml存在していた.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
著者
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岡野 健一
東京大学第2内科教室
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平野 正憲
東京大学第2内科教室
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神坂 和明
東京大学第2内科
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都留 正展
東京大学第2内科
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都留 正展
東京大学第2内科学教室
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神坂 和明
東京大学第2内科学教室
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平野 正憲
東京大学第2内科
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平野 正憲
東京大学第2内科学教室
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岡野 健一
東京大学第2内科
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岡野 健一
東京大学第2内科学教室
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