Edwardsiella tarda薬剤耐性株を人口感染させたウナギに対する各種薬剤の有効性
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概要
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クロラムフェニコール, テトラサイクリンおよびサルファ剤耐性をコードするRプラスミドを保持するEdwardsiella tardaをウナギの腹腔内に接種後, 各種薬剤を経口的に5日間投与し, 各種薬剤の有効性を検討した。オルメトプリム−スルファモノメトキシン(1:3)合剤は25mg, オキソリン酸は12.5mg, ミロキサシンは6.2mg/kg/日投与で治療効果が認められた。これら3薬剤は他の対照薬剤と比較してE.tardaのRプラスミドによる耐性菌感染症の治療に有効であることが示唆された
- 日本魚病学会の論文
著者
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福留 己樹夫
Kagoshima Prefectural Fisheries Experimental Station
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青木 宙
Department of Aquatic Biosciences, Tokyo University of Fisheries
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福留 己樹夫
鹿児島県林務水産部水産振興課
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北尾 忠利
Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
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青木 宙
Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
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