ニジマス貪食細胞の貪食活性及び生物化学発光に及ぼす特異免疫血清によるオプソニン化の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ヒツジ赤血球(SRBC)をニジマス抗SRBC血清でオプソニン化した場合の抗体濃度の影響について, ニジマス前腎由来の貪食細胞を用い貪食率と生物化学発光(CL)に対する反応増強効果について検討した。免疫血清の低稀釈濃度でSRBCをオプソニン化した場合の方が, 高稀釈濃度の場合より貪食活性及びCL反応の両者とも増強されることが認められた。すなわちSRBCの特異免疫血清による増強効果は, 免疫血清中の抗体濃度に依存することが判明した。
- 日本魚病学会の論文
著者
-
吉田 照豊
Department Of Biological Production And Environmental Science Faculty Of Agriculture Miyazaki Univer
-
北尾 忠利
Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
関連論文
- 2種類のヒラメ免疫グロブリンの精製および Lactococcus garvieae の抗原解析
- Pasteurella pisiicida の薬剤耐性株の疫学調査
- Vibrio anguillarum 薬剤耐性株の疫学調査
- Edwardsiella tarda薬剤耐性株を人口感染させたウナギに対する各種薬剤の有効性
- ニジマス貪食細胞の貪食活性及び生物化学発光に及ぼす特異免疫血清によるオプソニン化の影響
- 養殖ウナギに発生した潰痕病の起因菌, 非定型 Aeromonas salmonicida について
- 鹿児島県下の養鰻場で発生したウナギ頭部潰瘍病の起因菌, 非定型 Aeromonas salmonicidaについて
- 台湾の養殖ニホンウナギから分離されたヘルペス様ウイルスの性状について〔英文〕