Vibrio anguillarum 薬剤耐性株の疫学調査
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概要
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1981年から1983年にかけて全国各地のアユ養殖場で分離された Virio asruillarum 139株について薬剤感受性試験を行ったところ, 137株は CP・TC・SM・ABPC・CL・NA・NF・SA 及び TMP のうち1剤から8剤の耐性を示した。うち30株より CP・TC・SM・ABPC・SA あるいは TMP の組合せの伝達性Rプラスミドが検出された。これら検出されたRプラスミドDNAの構造は, 1980年に流行したものと相同性を示した。さらに, 地域が異なっていてもRプラスミドのDNA構造は一致した。
著者
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青木 宙
Department of Aquatic Biosciences, Tokyo University of Fisheries
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北尾 忠利
Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
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金澤 哲也
Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
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