I. Leiomyosarcoma of the Rectum:Report of a Case and Review of the Literature
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Case report : The patient was a 30 year old male with the complaint of anal bleeding of 7 days duration about 3 months prior to the admission. Digital rectal examination revealed a hard, smooth, not-tender submucosal mass in the anterior aspect of the rectum. Physical examination was otherwise entirely negative. Complete excision of the tumor was carried out. The tumor mass measured 1 × 1 × 1.5 cm. Histological diagnosis was leiomyosarcoma in low grade malignacy. No signs of local recurrence or distant metastasis were found at the time of this report, a year after the operation.<BR>Review of the literature : Forty five cases of leiomyosarcoma of the rectum were found in the Japanese medical literature. The incidence was most frequent in the 5th decade.<BR>The majority of the tumors ranged from hen's egg to man's fist in size. The smallest one was 1 × 1 × 1.5 cm that we reported.<BR>Common symptoms were rectal bleeding and difficult defecation. As to the treatment, size and malignant grade should be considered. Abdominoperineal resection of the rectum was performed in many cases, but a complete local excision of the small lesion with low grade malignancy may be justified, provided careful long-term follow up is possible.
- 日本大腸肛門病学会の論文
著者
-
岩井 昭彦
名古屋市立大学
-
加藤 文彦
名古屋市立大学第1外科学教室
-
柴田 清人
名古屋市立大学医学部第一外科学教室
-
宇佐美 詞津夫
名古屋市立大学第1外科
-
由良 二郎
名古屋市立大学
-
恵美奈 実
名古屋市立大学第1外科
-
加藤 文彦
名古屋市立大学第1外科
関連論文
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1996年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2000年度分離菌を中心に
- 消化器外科感染症からの分離菌の年次推移と抗菌薬の適正使用
- 消化器外科感染症分離菌の薬剤感受性の推移
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2006年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2005年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2004年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2003年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 2001年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 : 1999年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性1998年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1997年度分離菌を中心に
- 外科領域におけるgatifloxacinの基礎的・臨床的検討
- 外科感染症におけるEnterococcus spp.の分離頻度と薬剤感受性の変遷
- 外科領域感染症におけるTazobactam/Piperacillinの基礎的・臨床的評価
- 示-16 膵頭十二指腸切除術を施行した胆管カルチノイドの1例(第29回日本消化器外科学会総会)
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1995年度分離菌を中心に
- 外科感染症分離菌とその薬剤感受性 1994年度分離菌を中心に
- 外科感染症におけるPseudomonas aeruginosaの分離頻度と薬剤感受性の変遷
- 外科感染症におけるEscherichia coliの分離頻度と薬剤感受性の変遷
- 気管支結石症の外科的治療
- キノロン系経口抗菌薬grepafloxacinの外科領域感染症に対する臨床評価
- B63. C Cl_4 による肝障害家兎胎仔の酵素学的検討(肝・胆道 (I))
- 156 新生児先天性胆道閉鎖症の肝組織像についての検討(胆道)
- II-B-139 我々のCare Chartによる小児開心術後の呼吸循環動態の管理
- WIII-11 ストーマ閉鎖術における感染予防策 : 分離菌および消毒剤感受性の検討(第31回日本消化器外科学会総会)
- 示-56 α-Fetoprotein 産生膵癌の1例(第31回日本消化器外科学会総会)
- 473 下部消化管術後感染予防について : Latamoxef と Cefmetazole の効果の比較(第30回日本消化器外科学会総会)
- 157 消化器癌における CA19-9 の血中濃度と組織局在性との関係について(第29回日本消化器外科学会総会)
- 324 上部消化管手術後感染予防としての抗生物質(第28回日本消化器外科学会総会)
- 215 Bormann 4 型胃癌の外科的治療よりみた問題点(第28回日本消化器外科学会総会)
- W-III-13 黄疸およびショックを伴う胆道感染症における抗生剤療法についての問題点(第22回日本消化器外科学会総会)
- 胆道系疾患における胆汁中細菌とその臨床的意義
- SI-4 胆道系疾患における胆汁中細菌とその臨床的意義(第20回日本消化器外科学会総会)
- 493 各消化器癌における CA19-9 の臨床的検討(第28回日本消化器外科学会総会)
- II-C-207 新生児表在性感染について(感染症, 一般演題講演要旨(2))(第 13 回 日本小児外科学会総会)
- 296. 特異な合併症を伴った成人輪状膵の2例(第10回日本消化器外科学会総会)
- A prospective randomized trial to comparevmoxalactam and cefmetazole as prophylactics in elective colorectal surgery
- 314 教室における転移性肝腫瘍の治療の検討(第24回日本消化器外科学会総会)
- 53 下部消化管手術後感染予防としての術中抗生剤投与の意義について(第24回日本消化器外科学会総会)
- PI-9 消化器外科における術後感染症とその予防(第24回日本消化器外科学会総会)
- 283 大腸癌患者の局所免疫能(第19回日本消化器外科学会総会)
- 同時性多発胃癌の臨床病理学的検討
- 579 胃癌と多重複癌の検討(第31回日本消化器外科学会総会)
- 94 胃癌脾摘症例の感染症及び予後に関する検討(第29回日本消化器外科学会総会)
- 255 Stage IV 胃癌の予後に関する検討(第28回日本消化器外科学会総会)
- 腸球菌による胆嚢炎についての臨床的, 実験的研究
- III-A-218 ヒルシュスプルング病における肛門管収縮波の臨床的意義(巨大結腸症 II, 一般演題講演要旨(3))(第 13 回 日本小児外科学会総会)
- 肛門部臀部の化膿性汗腺炎
- 37. 小児外科診療の反省(第 11 回日本小児外科学会東海地方会)
- 17. 乳児腹部動脈瘤の一例(第 11 回日本小児外科学会東海地方会)
- 47. 黄疸軽減手術と癌化学療法(第10回日本消化器外科学会総会)
- 5. Volvulus without Malrotation : 出生前後発症例(第 10 回日本小児外科学会東海地方会)
- 2. 回盲部腸重積症, 腸切除例の検討(第 10 回日本小児外科学会東海地方会)
- II-B-11 VSDを伴わない肺動脈閉鎖症の手術経験 : 殊に三尖弁欠損を合併した1例
- I-A-5 胆道閉鎖症の治療 : 特に逆行性感染の治療および防止策
- 25. 総胆管拡張症と胆汁中アミラーゼ値(第 9 回日本小児外科学会東海地方会)
- B-38 小児固形悪性腫瘍のReduction Surgeryと化学療法
- III-28. 若年者にみられた癌化を伴う大腸ポリポージの2経験例(第5回日本消化器外科学会総会)
- III-24 我々の経験した結腸穿孔7症例の検討(第3回日本消化器外科学会)
- 抗生物質感受性の培養条件による差異について
- 239 直腸前方切除における圧挫式腸管吻合器 AKA-2 の使用経験(第31回日本消化器外科学会総会)
- 23 教室における胃内同時性多発癌の検討(第30回日本消化器外科学会総会)
- 49 イレウス症状を呈する大腸癌の一期的切除について(第29回日本消化器外科学会総会)
- 242 消化管悪性リンパ腫16例の臨床的検討(第27回日本消化器外科学会総会)
- 315 過去10年間の肝腫瘍の検討(第18回日本消化器外科学会総会)
- 209 他の原因で来院し, 偶然発見されたクローン病の2症例(第18回日本消化器外科学会総会)
- 206. 潰瘍性大腸炎の血管造影所見とその意義について(第7回日本消化器外科学会総会)
- II-9. 潰瘍性大腸炎に対する Duhamel 氏術式変法について(第5回日本消化器外科学会総会)
- 57 新生児・乳児特発性腸管穿孔に就いて(腹壁・消化管)
- W-II-7 教室における重症潰瘍性大腸炎の治療経験(第22回日本消化器外科学会総会)
- 大腸の非特異的潰瘍性病変に関する実験的研究 : 特にリンパ循環障害による変化について
- 24. 新生児胃破裂の実験的研究(消化管穿孔)
- 故中西栄作名誉教授の病歴並びに剖検記録
- 32. われわれの経験した小児 Inflammatory Fibroid Polyp の 2 例(第 14 回日本小児外科学会東海地方会)
- 303 腸管型ベーチェット病の2手術例の検討(第13回日本消化器外科学会総会)
- C-226 右主気管支異所発生を有する先天性食道閉鎖症の特殊型
- S状結腸平滑筋腫症例--選択的血管造影で診断しえた1症例について
- 23. 教室における乳頭部癌の検討(第9回日本胆道外科研究会)
- 83. 小児外科領域におけるグラム陰性桿菌感染の実態と対策(熱傷・感染)
- 96 十二指腸クローン病の1例(第21回日本消化器外科学会総会)
- 2. 若年者甲状腺癌の 1 例(第 14 回日本小児外科学会東海地方会)
- C-181 先天性胆道閉鎖症の成因に関する基礎的臨床的検討
- A-54 先天性胆道閉鎖症に対する肝門部腸吻合術の術後成績(主題 8 胆道閉鎖症の治療)
- 198. 我国の Duhamel 手術術式変法とその成績(先天性巨大結腸症)
- 135. 乳児消化管潰瘍について(乳幼児消化器 III)
- 45 臍帯ヘルニアの手術経験(内臓脱)
- 170. 乳児緊張性肺葉性気腫の肺葉切除による治験例(胸部・脳神経・腹膜, 第 2 回日本小児外科学会)
- 155. 新生児, 乳児腹部膨満症例のレ線学的検討(X 線・腸重積・Hirschsprung 氏病, 第 2 回日本小児外科学会)
- 110 閉塞性黄疸の術後逆行性感染と肝機能について(黄疸)
- S状結腸癌の膀胱穿孔例に対する骨盤内臓器合併切除の経験 : 回腸導管による尿路変更術の併用
- 下部消化管術後感染の予防と対策
- 175 直腸癌に対する肛門温存手術後の排便機能と直腸肛門内圧(第16回日本消化器外科学会総会)
- W_2追-1 潰瘍性大腸炎の外科治療 : とくに自然肛門温存手術について(第16回日本消化器外科学会総会)
- 196 潰瘍性大腸炎の外科治療(第19回日本消化器外科学会総会)
- 内痔核に対する Sc295 の臨床効果 : 二重盲検群間比較法による
- 肛門周囲膿瘍における分離菌とその抗生剤感受性
- Treatment of Hemorrhoid by Oral Administration(Especially by Fragivix Admministration)
- I. Leiomyosarcoma of the Rectum:Report of a Case and Review of the Literature
- A Case of Inflammatory Fibroid Polyp of the Descending Colon