水田かんがいによる茶園流出水中の硝酸性窒素の除去
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概要
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茶園が集積している静岡県中部の牧ノ原台地にモデル地域を設定して,小河川流域ごとの硝酸性窒素流出量とその下流に分布する水田を活用した場合の除去可能量を検討した。<BR>水田かんがい期間に水田で除去される硝酸性窒素量は,流出量に対して水田面積の小さい海岸低地部で3〜51%であったが,内陸部では流出量に匹敵していた。<BR>休耕田に設置した通年かけ流し湛水試験区で得られた硝酸性窒素除去能に基づいて,非作付期に水田かんがいを実施した場合の除去可能量を算出した。その結果,除去可能量が多くの流域で流出量を上回った。
著者
-
宮地 直道
静岡県農業試験場
-
宮地 直道
静岡農試
-
宮地 直道
静岡県農業試験場海岸砂地分場
-
渥美 和彦
静岡農林研
-
新良 力也
中央農研
-
新良 力也
静岡県農業試験場海岸砂地分場
-
渥美 和彦
静岡県農業試験場海岸砂地分場
-
宮地 直進
日本大学
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