腰下リンパ節腫大による排便困難に対して恥骨坐骨切除術を実施した犬の1例
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概要
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7歳齢、雌、ダックスフントに発生した、肛門右側の肛門嚢腺癌を切除し、2.5cmに腫大した腰下リンパ節に対しては放射線治療(24Gy/4回/22日)を実施した。初回の切除から498日後、肛門嚢腺癌の腰下リンパ節腫大により便の扁平化と排便困難を呈した。511日に狭窄を解除するため、恥骨と坐骨の切除術を行った。切除後は、排便が可能となるとともに歩行にも異常はなかった。657日後からときおり排便に時間がかかるようになったが、934日後においても自力排便可能であった。
著者
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圓尾 拓也
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University, School of Veterinary Medicine
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杉山 大樹
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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石川 剛司
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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斑目 広郎
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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茅沼 秀樹
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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菅沼 常徳
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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信田 卓男
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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管 慶一郎
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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圓尾 拓也
Veterinary Teaching Hospital, Azabu University
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