下痢を伴わない溶血性尿毒症症候群を反復した4歳男児の1例
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概要
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下痢を伴わない溶血性尿毒症症候群を再発した1症例を経験した。初発時には予後不良であることが懸念されたため持続的血液濾過療法を施行したが,再発時には貧血に対し輸血を行ったのみで保存的治療で軽快した。本症例では母親に溶血性尿毒症症候群を示唆する既往があるため家族発症が疑われた。また,本症例は再発の可能性が高いことを認識して経過観察を行ったため,再発時に早期発見および早期治療が可能であった。今後も注意深い観察が必要と考えられた。
- 日本小児腎臓病学会の論文
著者
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渡辺 徹
北海道小児喘息研究会
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崎山 幸雄
手稲渓仁会病院小児科
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渡辺 徹
手稲渓仁会病院 小児科
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崎山 幸雄
手稲渓仁会病院 小児科センター
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渡辺 徹
手稲渓仁会病院 小児センター
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楠 幸博
手稲渓仁会病院 小児科
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小林 由典
手稲渓仁会病院 小児センター
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楠 幸博
手稲渓仁会病院 小児科センター
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小林 由典
手稲渓仁会病院小児センター
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山崎 茂
手稲渓仁会病院小児センター
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武井 黄太
手稲渓仁会病院小児センター
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栃丸 博幸
市立千歳市民病院小児科
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奥野 章裕
倶知安厚生病院小児科
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楠 幸博
手稲渓仁会病院小児センター
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渡辺 徹
手稲渓仁会病院小児センター
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