チャレンジについて率直に語る:インターメディアリーの役割,機能,今後
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
従来的に購読代理店で代表される仲介業者(インターメディアリー)は,出版社と図書館の双方に役立つ場合のみサービスを提供できる。そして,出版の形態も従来的な印刷媒体から電子媒体にと変化し,インターネット上での情報提供も促進されている。特にジャーナル資料の入手とアクセスは従来の冊子体のみの時代に比べ,そのビジネスおよび市場がはるかに複雑になっている。こういった状況下で,インターメディアリーは多くのチャレンジに直面している。インターメデイアリーは自らのサービスの価値を実証し,市場によりよく適応するサービスの展開が求められる。本題を説明するうえで,本記事はインターメディアリーが遂行する購入,アクセス,アグリゲーション,雑誌記事の提供にかかわる職務,ジャーナルの市場,インターメディアリーの価値,ジャーナルの新価格決定モデル,オープンアクセスジャーナルのビジネスモデル,オープンアクセス機関レポジトリ,インターネット上に登場しているgoogleのような根本的に新しい形態のインターメディアリーについて述べる。
- 独立行政法人 科学技術振興機構 研究基盤情報部の論文
著者
関連論文
- 韓国における電子サイトライセンスイニシアチブ(KESLI)
- 新しい科学出版システムへの指針
- 引用データによって強化された学術情報データベースをいかに評価するか
- BASFにおける情報管理−BASFグループ情報センターの役割
- 国際機関による防災管理取り組み
- 世界に広がる機関レポジトリ:現状と諸問題
- 新しい図書館と知的生活
- CrossRefを介した学術文献リンキング
- QuestionPoint:米国議会図書館とOCLCの共同−最新情報
- チャレンジについて率直に語る:インターメディアリーの役割,機能,今後
- COUNTERプロジェクト : ─オンライン利用統計の国際基準の設定
- 1年を経たMITのオープンコースウエア
- 米国における図書館リーダーシップ研修プログラム
- デジタル時代における図書館の位置付け
- ライブラリーリーダーのためのリカレント教育:2003年UCLA上級者向け研修プログラム