膜分離システムの最適化に関する研究
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概要
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膜分離技術は,加熱を伴わない分離技術であることから,消費エネルギーが低く抑えられるばかりではなく,食品の加工に利用した場合には,製品の品質を高く維持することができる。こうした特長から,膜分離技術は,食品産業においても,さまざまな分野で応用が検討され,実用化の例も少なくない。本研究では,高濃度の多成分溶質系における膜性能すなわち透過流束および溶質に対する阻止率を理論的に解析することを可能とし,これを基礎として食品産業における膜技術利用の問題点を解決し,膜分離システムの最適化を図ることを試みた。
- 日本食品科学工学会の論文
- 2012-06-00
日本食品科学工学会 | 論文
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