平成21年度和牛産肉能力検定現場後代検定成績
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概要
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和牛産肉能力検定直接法(直接検定)により選抜した「清峰大地(黒原5009)」の遺伝的産肉能力を調査するため、その産子(調査牛)を肥育して、増体、発育、飼料効率、および肉質を調査した。1。「清峰大地」号の産子の発育は、去勢、雌ともにほとんどの牛が標準範囲内であったが、やや小さいものが多かった。畜産研究所において検定を行った4頭の去勢牛の開始時体重は281。0kgで、終了時体重は706。0kg、一日増体量0。75kg/日であった。2。県内の農家(研究所を含む)において19頭で開始した現場後代検定は全19頭の検定成績を得た。検定成績は去勢で枝肉重量430。3kg、ロース芯面積58。5cm2、BMSNo。6。0、5等級率23。1%、4・5等級率92。3%であった。雌では枝肉重量397。6kg、ロース芯面積55。3cm2、BMSNo。7。2、5等級率33。3%、4・5等級率26。3%であった。全19頭では枝肉重量420。0kg、ロース芯面積57。5kg、BMSNo。6。8、5等級率29。1%、4・5等級率89。5%であった。
- 岐阜県畜産研究所の論文
- 2011-07-00
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