平成18年度和牛産肉能力検定現場後代検定成績
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概要
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和牛産肉能力検定直接法(直接検定)により選抜した「光糸福(黒原4388)」の遺伝的産肉能力を調査するため、その産子(調査牛)を肥育して、増体、発育、飼料効率、および肉質を調査した。1.「光糸福」号の調査牛は、産子調査時の発育は雌において標準を下回るものが散見された。畜産研究所において肥育を行った去勢牛の開始時体重は257.6kgで、終了時体重は732.0kg、日増体量0.82kg/日であった。2.県内の農家(研究所を含む)において25頭で開始した肥育検定は、1頭を除外した計24頭の肥育成績を得た。検定成績は、去勢で枝肉重量446.6kg、ロース芯断面積53.2cm2、BMS No.6.7、5等級率42.1%、4・5等級率84.2%であった。雌では枝肉重量383.6kg、ロース芯断面積49.6cm2、BMS No.6.2、5等級率20.0%、4・5等級率80.0%であった。全24頭では枝肉重量433.5kg、ロース芯断面積52.5cm2、BMS No.6.6、5等級率37.5%、4・5等級率83.3%であった。
- 岐阜県畜産研究所の論文
- 2008-07-00
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