機能性物質を活用した比内地鶏飼育技術の検討(第3報)
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概要
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抗菌性飼料添加物が添加されていない飼料(以下「無薬飼料」)に、その代用としてBacillus subtillis C-3102株を主成分とした飼料添加物(以下「CS」) あるいはキトサンを70日齢まで添加し、比内地鶏の発育等へ及ぼす効果について検討を行った。試験区分は生菌剤区、キトサン区、有薬飼料区、無薬飼料区の4区とした。育成率は全ての区で95%以上と良好であった。発育成績は70日齢において、有薬飼料区が他の区より有意に優れていたが、試験終了時の154日齢では、各区間に有意な差は認められなかった。また、生菌剤区、キトサン区の飼料要求率は無薬飼料区より優れ、生菌剤やキトサンには飼料要求率を改善する効果が認められた。生産指数は有薬飼料区が最も優れていたが、1kg増体に要する飼料費は生菌剤区、キトサン区が有薬飼料区よりも安く、無薬飼料区が最も費用を要した。
- 2006-08-00
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