モミのアロザイムマーカーの開発
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概要
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モミの標識遺伝子を検出することを目的として9母樹から採取した種子の雌性配偶体を用いて、平板ポリアクリルアミドゲル垂直電気泳動法を用いて、アイソザイムの遺伝分析を行った。その結果13酵素種を支配する16遺伝子座を明らかにし、31対立遺伝子を得ることができた。また、二倍体である針葉を用いてアイソザイム分析を行い、雌性配偶体で明らかにした16遺伝子座のうち、8酵素種9遺伝子座で13対立遺伝子が判別可能であった。ここで得られた遺伝子座を利用することにより、雌性配偶体または針葉を用いてモミの遺伝的な解析が可能となった。
- 2002-12-00
著者
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