世界遺産の大気環境と適正環境策定の研究
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概要
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彫刻・絵画・古文書・考古資料・民俗資料などの有形文化財は、金属・石・木・繊維・紙・皮などの単一もしくは、複数の素材を組み合わせて作られていて、温度・湿度の変化や紫外線・徽・虫などによってしだいに腐食や劣化が進み、やがて消滅する。このような自然環境を要因とする文化財の劣化は、伝統的修理や合成樹脂を使った科学的保存処理を行い、適切に管理することによって損傷を防止することができる。とりわけ、建造物・記念碑など屋外の文化財は、急激な温度・湿度の変化や強い日射、紫外線、風雨など過酷な環境に曝されつつも、さまざまに保存・修復の工夫がなされて現在まで継承されてきた。
- 2008-03-00
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