自然災害から文化財をまもる--台風・地震による文化財被害
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概要
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昨1998年12月、奈良では、東大寺や平城宮跡などの文化財がユネスコ世界遺産に登録された。国宝・重要文化財の集中する奈良は、世界遺産に最もふさわしい地の一つであることは誰もが認める所である。これに先立つ2カ月前の9月22日の台風7号による文化財の被災は、世界遺産登録を12月にひかえていただけに衝撃的であったが、災害から文化財をまもり、未来に伝えることの意義や大切さを考える良き機会をも提供した。
- 奈良大学総合研究所の論文
- 2000-00-00
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