【研究報告】在宅における超重症児の子育てと子育て支援に関する養育者の意識(第一報)
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概要
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本研究は超重症児の子育て支援のあり方を検討することを目的とし、在宅における超重症児の子育てと子育て支援に関する意識について、養育者とその支援者である訪問看護師を対象に調査を行った。本稿では養育者について回答の主に自由記載の部分を質的に分析して得られた結果を報告する。方法は郵送法を用いて、166名の養育者に質問紙を配布し、協力が得られた32名の超重症児の養育者を対象とした。その結果、次のようなことが明らかになった。養育者は《兄弟児・健常児と同じ、普通の子育て》《まずは子どもの生命を守り、安楽な生活ができる子育て》《その子なりの成長ペースににあわせた子育て》《可能性を信じ、持つ力を引き出すようチャレンジする子育て》《様々な体験を通して社会性を育む子育て》等をしていきたいと考えていた。また、養育者は子育て支援として《子どもの成長発達を促す支援・自立への支援》《家族機能を調整する支援》《質の高い支援ができる人の育成と連携が取れたコーディネート》《親がいなくても24時間受けることができる支援体制》《経済的支援》等が必要だと思っていた。
- 日本赤十字広島看護大学の論文
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