授業における指導者発話のイメージ評価
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概要
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授業内の指導者発話は、学習者にとって、心理的重み付けの大きいことがよく知られている。指導者発話が、学習者にどのような心理的イメージや理解をもたらすのか、発話に注目して、意味微分法で測定し、授業評価を行った。その結果、「学習目標」、「説明の順序」、「説明のしかた」、「説明の理解」、「発話の内容」など、質問の項目によって、評価方式の比較に大きな有意差が認められた。このことから、指導者の「学習目標の確実な伝達」や「言葉による説明」は、学習理解度を左右する、非常に重要な要因となることが判明した。本イメージ評価は、教育実習生に対する指導視点の追究や授業へのフィードバック手法、教育実習生への指導の手段として有効である。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センターの論文
- 2004-03-31
著者
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