教科書の統計的分析 : 中学校技術木材加工領域の表現変遷
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概要
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中学校技術科教育における基礎的・基本的な補助手段となる教科書の文章表現と図の関係を捉え,統計的に分析し,検討した。具体的には,教科書研究の手がかりとして,文章表現での文の数,それを補う図の数(図を主とした補助説明),文と図の関係,教科書に表記されている学習目標のカテゴリー分類について,調査し,教科書の位置付けや目的が適正であるかに検討を加えた。その結果は,1)教科書の文の長さと表現については,ほぼ理想的といえる。2)総文字数と漢字含有率は少ない文字数に対して漢字の増大といった相関である。3)総文字数の減少に対し,漢字含有率の増大,図の割合の増大が判明した。
- 日本教科教育学会の論文
- 1997-12-25
著者
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