授業評価における満足と不満足の構造
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概要
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本研究では、大学生に最も満足度の高い科目と最も不満足度の高い科目の授業評価をおこなわせることによって、大学の授業に関する満足と不満足の構造について検討した。結果は、理解・達成因子と親しみやすさ因子においては満足、不満足ともに高くなるのに対して、規律因子と授業環境因子においては満足は高いものの不満足はあまり高くならないことを見出した。Herzberg(1966)の動機づけ-衛生理論と異なり、授業環境因子は不満足をもたらす要因ではなく、理解・達成という教育目的に適った要因が満足、不満足ともに重要であることが明らかになった。考察では、満足度に加えて不満足度についても検討することが授業改善のために有効であることが論じられた。
- 三重大学教育学部の論文
- 2007-03-30
著者
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