ファイル格納のためのHDR画像高能率符号化(学生・若手発表および一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
HDR(高ダイナミックレンジ)画像はγ補正なしの線形量子化で1画素(サンプル)16bitを要する。一方、放送用映像規格はγ補正(γ=0.45)を伴った10bitであるが、1画素1バイトでないのでファイルシステムで扱い難い。そこで、ファイル格納に適したHDR画像形態として、4画素を4バイト(8bit×4)で表現するレンジ符号化を提案した。このデータは16bitの線形量子化画素値に簡単に変換できる。今回は、そのレンジ設定を被符号化画像に適応させることで、高画質化する手法を検討した。レンジ数は16のままで、ヒストグラムの高い画素値のレンジにより狭いレンジを割り当てる。HDR画像評価に適したLPSNR (Local Peak Signal to Noise Ratio)評価で、暗い画像を中心に最大1dB程度改善でき、γ補正10bit画像と同等の品質となることが確認できた。
- 2014-02-13
著者
関連論文
- 点群データを用いた高速な点描風レンダリング手法(コンピュータグラフィックス)
- 参照画像の量子化誤差最適化による動画像符号化効率改善(学生若手発表および一般)
- 動き推定によるC-MOSイメージセンサの走査歪み軽減(学生若手発表および一般)
- 5Z-8 GPUを用いた点群データの高速描画(モデリング,学生セッション,インタフェース)
- 適応前後フィルタによるH.264符号化の主観画質制御(学生若手発表および一般)
- 点群データの欠損検出の一手法(画像映像処理・システム,ネットワーク,放送,一般)
- 点群データの欠損検出の一手法 (画像工学)
- 点群データを用いたレンダリングの一手法
- I-029 点群データを用いた点描レンダリング(グラフィクス・画像,一般論文)
- フォーマット変換画像からの符号化ブロック位置検出(学生若手発表および一般)
- 画像間処理でIピクチャ効率を改善した動画像符号化(研究速報,画像符号化,画像符号化・映像メディア処理レター)
- 符号化ブロックひずみ軽減のためのひずみ量客観評価方法(研究速報,イメージメディアクオリティ論文)
- 3. 高画質符号化技術とその評価技術(イメージメディアの美しさを支える基盤技術)
- RGB直接符号化の量子化制御による主観画質改善(学生若手発表および一般)
- シーケンシャルカラー画像変換のための欠損色プレーン予測(学生若手発表および一般)
- シーケンシャルカラー画像変換のための動き補償色プレーン補間(学生若手発表および一般)
- シーケンシャルカラー方式の撮像及び画像伝送への応用(学生若手発表および一般)
- 動画像フォーマットとしてのシーケンシャルカラー方式の利点と実現性
- 4種類の符号化劣化検出方法を統括した非参照型総合評価方法(ディスプレイと画質一般)
- 点群データから欠損を検出する一手法
- 符号化によるコアリング劣化の非参照評価方法の検討(学生若手発表および一般)
- シーケンシャルカラー画像の異色プレーン間動き推定方法の改良(学生若手発表および一般)
- 方向オペレータの特性最適化による画像スケーラの高画質化(学生若手発表および一般)
- RGBカラー画像符号化の画質制御と主観評価(画質評価とIMQ一般)
- RGBカラー画像符号化の画質制御と主観評価
- HDR画像のための画素連結符号化とその評価方法(視覚とIMQ一般)
- 動画像フォーマットの量子化と符号構造に関する考察と提案
- 形状の特徴を考慮した点群の再構成
- 方向適応補間を用いた任意倍率拡大処理の高速化(学生・若手発表および一般)
- 13-7 3次元点群の再構成に関する一手法(第13部門CGモデリング&レンダリング)
- 特徴を考慮した点群の整列による形状再構成(コンピュータグラフィックス)
- 高倍率画像拡大における適応型12方向補間方法(視覚とIMQ一般)
- 3次元形状モデリングのための点群の再構成に関する研究
- 3次元形状の最適視点の決定
- 超短視距離での主観画質評価とその符号化への応用(イメージ・メディア・クオリティ全般)
- HDR画像低bit量子化のための階調性能改善(イメージ・メディア・クオリティ全般)
- ファイル格納のためのHDR画像高能率符号化(学生・若手発表および一般)
- 幾何学的画像変換のためのリサンプリング処理の高画質化(学生・若手発表および一般)
- 高臨場表示のための超高精細映像符号化制御(学生・若手発表および一般)
- 高倍率画像拡大における適応型12方向補間方法