高臨場表示のための超高精細映像符号化制御(学生・若手発表および一般)
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概要
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4k(4096x2160)画素など超高精細画像では、画面高の1倍程度の超短視距離でも十分な解像度となり、高い臨場感が得られる。しかし、超短視距離では、画像の中央と周辺で見え方にかなり差があるので、画像全体を均一に符号化するのは合理的で無い。そこで、視距離を画面高と同一とした場合の視覚上の画素サイズに応じて、画像位置により周波数帯域制限やコントラスト変換、さらに幾何学的画素数変換を行い符号化効率を調べた。符号化方式は、H.264のほか超高精細画像用として期待されているHEVC方式についても実験した。また、符号化処理は4k画像の4分割処理を前提にHDTVを4パターンで処理・符号化し、ビットレートを合算した。実験結果から10%から25%程度ビットレートが低減でき、特にプリフィルタを施した幾何学的変換で大きな効果が得られることが確認できた。
- 一般社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2014-02-13
著者
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