連続時間型ΔΣ変調器の高性能化手法 : 高効率と高SN比の実現に向けたLSI開発の取り組みを振り返って(招待講演,アナログ,アナデジ混載,RF及びセンサインタフェース回路)
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概要
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CMOSLSIの微細化と共に、AD変換器も著しく高性能化されて来た。その中でも、連続時間型ΔΣ変調器の高性能化は目覚ましいものがある。連続時間型ΔΣ変調器は、使用する積分回路が連続時間型であるため、発生するノイズが非常に少なく、また信号帯域の広帯域化と低電圧化が比較的容易である事から、近年主に通信フロンドエンド用に開発が盛んである。我々もこの変調器の開発に2008年頃から取り組み、小型化、広帯域化、低消費電力化および高分解能化等の各種課題を解決する幾つかの技術開発を行って来た。本論文では、それら取り組みを三つの試作LSIの開発過程を通して解説する。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-06-27
著者
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