戦前・戦後の連続と断絶の視点から見た「大学における教員養成」原則(<特集>教師教育改革)
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概要
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戦前の教育制度における大学(学問研究)と師範学校(教員養成)の分立は、戦後教育改革を経て「大学における教員養成」原則として理念的に統一された。しかしその実践にあたっては、大学と教員養成の相克が継続した。本稿では、戦前・戦後の連続と断絶の視点から、教員養成の基本的課題である教科専門教育のあり方および小学校教員の専門的教養のあり方に焦点をあて、大学教育の本質を踏まえた教員養成教育が必要であることを論じた。
- 2013-12-30
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