2029 コンクリート構造物の補修・補強用無収縮モルタルの研究(コンクリート構造の耐震補強技術 被災構造物の補修・補強)
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概要
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地震により損傷を受けたコンクリート構造物の補修・補強や,既存構造物の耐震補強で充填材として用いられる無収縮モルタルについて,材料と調合がモルタルの性質および補修・補強した構造物の構造性能に与える影響を実験的に検討した.この結果,モルタルの流動性・充填性と圧縮強度,乾燥収縮,水勅熱による温度上昇等を適正にバランスさせるには,骨材最大寸法を5mm前後,砂結合材比を2程度とすると良いこと,また,無収縮モルタルで補修した部材のせん断特性は,従来の無収縮モルタルに対して砂の最大寸法を大きくすることで改善できることが明らかになった。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 1997-06-09
著者
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宮内 靖昌
(株)竹中工務店技術研究所生産研究開発部
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神山 行男
(株)竹中工務店技術研究所
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米澤 敏男
(株)竹中工務店
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小島 正朗
(株)竹中工務店
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宮内 靖昌
(株)竹中工務店
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神山 行男
(株)竹中工務店技術研究所研究開発部
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