P-6 ノルディックウォーキング中の酸素摂取量と筋活動について(ポスターセッションI)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
ノルディックウォーキングはスキーのポールを用いた歩行で、ポールを持たない歩行と比較して生理的な応答が高まると報告され、近年注目されている。しかし、研究の多くは歩行速度を被験者に委ねており、統一した環境条件下での報告は十分ではない。そこで本研究では統一した環境下におけるノルディックウォーキング中の酸素摂取量と筋活動について明らかにすることを目的とした。健康な男女7名を対象とし、トレッドミル上で通常の歩行とノルディックウォーキング中の酸素摂収量と筋電図を測定した。歩行速度は6km/h、傾斜は0%、10%とした0統計は繰り返しのある一一元配置の分散分析を用い、5%未満を有意とした。その結果、ノルディックウォーキング中の酸素摂収量は傾斜10%において有意に通常歩行より高値を示した。傾斜0%においては有意傾向が示された。その要因として、上腕二頭筋、などの上肢の筋活動量が高まり、酸素摂取量が増大する可能性が考えられる。
2012-11-21

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク