ドライバの認知状態共有に関する社会的受容性のアンケート調査(ヒューマン・メディア論(1):マン・マシン・インタフェース,コミュニケーションの心理及び一般)

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概要

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我々は、交通事故を減らすために、運転者の認知状態を周囲の交通参加者に通知する仕組みについての提案を行っている。本研究では、提案システムが社会的に受け入れられるかどうかに関わるWebアンケート調査(1, 545名)を実施した。運転免許保有者(1, 030名)の73%が認知状態を周囲に提供することについては提供しても良いと回答した。車両の挙動情報(車の速度や加速度、進行方向)が91%、運転者の個人情報(性別や年齢)が32%であったことを考慮すると、認知状態を周囲に提供することは、社会的に受け入れられる可能性があることを示唆する結果と考えられる。認知状態に関する情報提供が事故防止に有効であると考える回答者は情報提供に肯定的である傾向がみられた。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
2013-01-17

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