プリンテッドスパイラルインダクタを用いた2つの共振器と発振器を利用した回転角度計測システム
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概要
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モーターやネジなどの回転体の回転角度を計測する手法として,我々は基板上に作成したプリンテッド・スパイラル・インダクタを2枚重ねることにより,その間に発生する相互インダクタンスを変動させ,計測するシステムを提案・構築してきた。作製された回転角度検出システムは,単価が安く,薄く小型であるため,設置可能な場合が多く,用途が広いと言える。これまでの研究により2枚のプリンテッド・スパイラル・インダクタを適用した計測システムでは,回転角度計測が精度良く可能であるが,容易に測れる領域が,概ね-90°から90°までの180°であり,全体を測るにはシステムを2つ用いる必要があった。これらの研究結果を踏まえ,我々はより精度を高め, 1っのシステムで360°全体を測る手法として, 3枚のプリンテッド・スパイラル・インダクタを用いるシステムを提案する。
- 2013-01-17
著者
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