パラ言語情報処理のための対話音声の収録とラベリング(オーガナイズドセッション「多様な音声・歌声の合成に向けて」,音声・言語・対話,一般)

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概要

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本研究では、対話音声データに対するパラ言語清報のラベリングについて検討する。人間が知覚しやすいパラ言語情報は、対話において重要な役割を果たしていると考えられる。自由記述形式でのラベル付け実験を行い、知覚しやすいパラ言語情報を明らかにすると共に、パラ言語ラベルの選定を行った。さらにそれらが発話においてどの程度知覚されるか、知覚がコンテキストの情報などに影響を受けるかを聴取実験により分析した。その結果、知覚されやすいパラ言語情報は基本的な感情より、話者の心的状態を示したものか多かった。また、そのようなパラ言語情報は、コンテキストの影響をほとんど受けずに知覚される傾向があることが示された。
2013-01-23

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