非同期セルオートマトンに基づいたMulti-Compartment神経細胞モデル
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概要
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非同期セルオートマトンに基づいたニューロンモデルの一つとして,共鳴発火型離散状態ニューロン(RDN)が提案されている.RDNは単一のニューロンの動作の模倣を目的としている.また,ニューロンは大きく細胞体,樹状突起,軸索の三つに分けられる.RDNはその三つのなかで特に,情報処理において主要な役割を担う細胞体の性質に注目して提案されたモデルである.本稿では,新たに複数のRDNを基にし,細胞体だけでなく樹状突起も考慮したマルチコンパートメントニューロン(McN)を提案する.そして,そのMCNを用いて樹状突起における電位伝播特性の再現に挑戦する.
- 2013-03-07
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