歩行時における振動刺激感度低下に対する仮現運動利用の検討(ナビゲーション・センシング,メディア・コミュニケーションの品質と福祉,及び一般)
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概要
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近年,刺激振動子の入手が容易になったことにより,振動触覚ディスプレイに関する研究が活発になっている.振動触覚ディスプレイには歩行中での動作を想定しているものも多いが,歩行中では静止時と比べて振動刺激を感知しにくくなるという特徴がある.そのため,一定の主観的強度を持つ振動刺激を与えるためにはユーザの運動等を計測し,出力強度を調整するなど複雑な処理が必要となる可能性がある.そこで,振動強度制御の代わりに刺激方法に着目し,仮現運動を利用することでユーザの運動状態等による刺激感度変化の影響を抑えることができるのではないかと考えた.本研究では,静止中と歩行中において,単点刺激と仮現運動を用いた際に刺激検出率がどれだけ変化したかを報告する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-03-04
著者
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