頭部に対する均一な風提示を目的とした風源の構成と風速分布の測定(触覚・嗅覚,複合現実感,仮想都市,及び一般)
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概要
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近年,VRの分野では,風を利用して没入感を高める研究が行われている.しかし,このような研究では風源の間隔が疎に配置されているため,正確に風向を表現できているかは不明である.そのため,我々はこれまでに,風向を正確に表現するための最適な風源配置を目指し,単発のファンを用いて顔における風向知覚特性を調査してきた.その結果,風が当たった場所で方向を判断していることが示された.そこで,顔全体に均一な風速で風を与えた場合,どのように判断を行うのかという疑問が生じる.本研究では,顔全体に均-な風を与えるための風源の構成を考案し,その風速分布を測定することで,最適な構成を検討した.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2012-09-20
著者
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