2034 外部拘束が主体となる壁状構造物の温度ひび割れ幅評価式の構築(マスコンクリート)
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概要
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マスコンクリート構造物の築造にあたっては温度ひび割れを制御することが重要であるが,現状では簡易にひび割れ予測を行うことが難しく,対策の必要性や具体的な計画を立案するために,多くの時間と労力の掛かるFEMによる温度応力解析を行う場合が多い。そこで,筆者らは簡易に温度ひび割れ幅の予測を行うために,過去に施工した外部拘束を受ける壁状構造物を対象にひび割れ調査データを収集し,そのデータに基づく簡易なひび割れ幅評価式を構築した。本稿では,評価式構築の考え方および適用範囲を示し,提案した評価式をひび割れ制御鉄筋による対策検討に活用した結果を示す。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
-
羽渕 貴士
東亜建設工業(株)技術研究所材料・構造研究室
-
網野 貴彦
東亜建設工業(株)技術研究開発センター
-
網野 貴彦
東亜建設工業(株)
-
綱野 貴彦
東亜建設工業 技術研究開発セ
-
網野 貴彦
東亜建設工業(株)本社 土木事業本部 技術研究開発センター 新材料・リニューアル技術グループ
-
岩谷 理
東亜建設工業(株)名古屋支店土木部設計積算課
-
網野 貴彦
東亜建設工業(株)技術研究開発センター新材料・リニューアル技術グループ
-
羽渕 貴士
東亜建設工業(株)技術研究開発センター新材料・リニューアル技術室
-
上谷 秀一
東亜建設工業(株)名古屋支店土木部設計積算課
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