2099 酸性河川内のコンクリート橋脚の侵食対策を目的としたチタンシートを用いた表面被覆工法の開発(補修・補強(材料))
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概要
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強酸性河川中にコンクリート構造物を構築する場合,コンクリート自体の抵抗性だけでは酸によって侵食を受け,流石等による衝撃や磨耗により表面が欠損し,さらに侵食が進行することが懸念される。その対策として,優れた耐食性や耐衝撃性を有するチタンシートを用いた表面被覆工法に着目し,酸性河川中の構造物の表面被覆工法として必要な性能を抽出した上で,それらを確認するために基本性能確認試験を行った。その結果,チタンシートを用いた表面被覆工法が,強酸性水および衝撃の影響を受けるコンクリート構造物の表面被覆工法として優れた性能を有することが確認された。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2007-07-30
著者
-
田中 健
(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部 東北新幹線建設局 青森鉄道建設所
-
田中 健
鉄道建設・運輸施設整備支援機構 東北新幹線建設局 青森鉄道建設所
-
園部 了
東亜建設工業(株)技術研究開発センター 新材料・リニューアル技術グループ
-
羽渕 貴士
東亜建設工業(株)技術研究所材料・構造研究室
-
草野 賢一
東亜建設工業(株)東北支店青森荒川作業所
-
羽渕 貴士
東亜建設工業(株)技術研究開発センター新材料・リニューアル技術室
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