ホワイトスペースを用いた自律分散マルチホップ車車間通信実証実験

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概要

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2012年1-2月にかけて宮崎県美郷町で行った自律分散マルチホップ車車間通信実証実験について講演する。3台の縦列走行を行う車両が、位置情報と進行情報から車群を形成し、TVホワイトスペースから自律的に制御チャネルを確立する。その後、制御チャネルを用いて、データ通信経路を確立し、先頭車両の車速情報と急ブレーキ情報を、中継車両を介して、後方車両に伝達する。一方、各車両はTVホワイトスペースを把握するためのスペクトラムセンシング機能を有し、車群内で利用可能チャネル情報を共有する。走行中、一次利用者を検出した場合は、空きチャネルに通信チャネルを切り替えて、通信を継続する。これらのTVホワイトスペースにおける車車間通信実験システムを、世界で初めて実際のフィールド実験によって実証した。
2012-11-19

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