車両単独のITSからつながるITSへ : ITSにおける研究開発の動向(ITSポジショニング,一般)
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概要
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自律型安全運転支援システムで利用できる情報は車両に搭載されたセンサー情報のみであるため、事故の低減や渋滞に起因する環境の改善には限界がある。このため、車と車、路と車が通信により情報を交換することにより、安全運転を支援し事故防止につなげる「インフラ協調型安全運転支援システム」の導入が期待されている。我が国においても、新たな車車間通信規格としてARIB STD T-109(700MHz帯高度道路交通システム)が2012年2月14日に策定された。もともと、車車間通信はこの様な安全運転支援を目的として技術開発されてきたが、近年、安全運転支援以外の新たなアプリケーションへの期待も高まってきている。講演では、車両単独のITSからつながるITSへ向けた車における通信利用の動向について述べる。
- 2012-07-18
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