島嶼県沖縄における科学コミュニケーション活動への取り組み
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概要
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沖縄高専 技術支援室は、地域貢献活動の一環として、これまで沖縄県の小・中学生を対象に出前授業や科学教室に取り組んできた。しかしながら、講師派遣や機材運搬などの費用の問題から、その活動は名護市や本島内に限られていた。離島からの出前授業の依頼に対応する為、平成20年度に独立行政法人 科学技術振興機構の地域科学技術理解増進活動推進事業 地域活動支援の公募に応募し採択され、その後も地域活動支援や科学コミュニケーション推進事業 活動実施支援に応募し、「科学教室」、「工作教室」、「自然観察教室」の単独型、「情報技術に関する人材育成」の研修会実施型など、平成23年度までの4年間で6件の企画が採択された。応募したテーマはこれまでの出前授業、科学教室や公開講座などで人気のあった「ものづくり」や「科学実験」、また、小・中学校から要望があったもので、名護市、石垣島、宮古島、多良間島、粟国島、西表島、与那国島で、延べ約690名の小・中学生や一般の方を対象に開催した。離島での開催では、教育委員会や公民館の協力、保護者、教員の参加もあり、地域ぐるみの活動となり、科学コミュニケーション活動への関心が高いことが分かった。
- 2013-03-00
著者
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