Pi-SARにより観測された海面後方散乱の強度分布(リモートセンシング、EW技術、及び一般)

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概要

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X-バンド及びL-バンド合成開口レーダで観測された海面からの散乱強度分布が示す非ガウシアン性について、log-normal分布からのずれ及び正規化2次モーメントを用いて解析した。X-バンド並行偏波においては非ガウシアン性は入射角依存性を示したが、L-バンド並行偏波においては入射角依存性は弱かった。また、X-バンド平行偏波間で非ガウシアン性は変化したが、L-バンドにおいては平行偏波間での違いは小さかった。X-バンドにおける非ガウシアン性はL-バンドよりも強かった。加えて、非ガウシアン性の観測方向依存性(相対風向依存性)は小さかった。この非ガウシアン性の違いは海面での散乱機構の違いを示唆している。
2012-05-11

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