看護系大学生の学習意欲とコミュニケーション能力に関する研究
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概要
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本研究の目的は、1)模擬患者との演習を通して、看護系大学生の学習意欲およびコミュニケーション能力の変化を明らかにする、2)1)以外の模擬患者との演習を通した学生の学びを明らかにすることである。領域別実習前の3回生81名に対して、模擬患者による演習の前後に質問紙調査を実施した。演習前の看護系大学生は、看護師の仕事の内容に関連する学習意欲が低く、また相手の背景に踏みこんだコミュニケーションへの自己評価が低い実態が明らかとなった。そして、模擬患者による演習によって、学習そのものへの意欲、看護師へのあこがれが増していた。その反面コミュニケーション能力に対して自己評価が下がっていたが、これは自らを客観視していると考えられた。この演習によって、「生きた患者」への看護を体験することができ、領域別実習に向けて有効な準備段階となった。
- 2011-12-29
著者
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九津見 雅美
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻総合保健看護科学分野総合ヘルスプロモーション科学講座
-
九津見 雅美
千里金蘭大学看護学部
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森谷 利香
千里金蘭大学看護学部
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竹村 節子
千里金蘭大学看護学部
-
池田 七衣
千里金蘭大学看護学部
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