HyperCardを利用した漢字学習プログラム開発の試み
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概要
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漢字学習は学習者個人の過去の学習履歴や、学習目的などにより異なってくる。多様な学習者のニーズに対応するために、クラス全体の授業だけでなく個別学習できるような環境づくりが必要である。現在開発申の「QTKanji」は、漢字の筆順をビデオでとったものをデジタル化し、MacintoshのHyperCardの画面上で動画として示すようになっている。昨年秋に約150字分の漢字を提示するプログラムを試作し、外国人留学生に試用してもらい、アンケートをとり、それに基づいて改善に努めてきた。現在までに約500字の漢字をデジタル化している。また、漢字の検索については、「漢字辞典」0.8と「QTKanji」を連動させることによって、扁や旁などの知識がなくても知りたい漢字が容易に検索できるようになっている。
- 日本語教育方法研究会の論文
- 1995-04-02
著者
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