「大学のない街」における産学官連携の可能性 : 京都府舞鶴市の事例を通して
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概要
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MIREC (Kyoto-Maizuru Ritsumeikan Institute of Regional Creation) was established for regional social economy development through collaboration between Industry, Academia and Government in Maizuru where no university is located. This paper is to analyze the survey that I carried out into parties concerned in MIREC and to discuss the possibility of whether their practice can be utilized in other areas in which no university is located. Four points were clarified by the analysis. 1. MIREC played an important role to bridge between Industry, Academia and Government, and contributed to build a human network among them. 2. MIREC was expected to develop the Port of Maizuru and enhance a brand image of Maizuru; however the results did not meet the expectations. 3. MIREC was pointed out its weakness of gathering experience and sufficient ability in information collecting, sending and project management. 4. When we try to establish MIREC again or the similar institution in another area where no university is located, we need to clarify what mission the institution should have, and the mission should be shared by Industry, Academia and Government. In addition, it is also needed to enhance the ability to coordinate among them. MIREC was dissolved in October 2008 as Maizuru concluded that MIREC accomplished the mission. However, the survey showed that the mission of MIREC was not completed yet and therefore Maizuru would be required to create a new networking system between Industry, Academia and Government.
- 北東アジア学会の論文
- 2009-10-01
著者
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山田 一隆
立命館大学政策科学部非常勤
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山田 一隆
龍谷大学経済学部
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山田 一隆
関西国際大学高等教育研究開発センター
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山田 一隆
関西国際大学
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山田 一隆
龍谷大学
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山田 一隆
龍谷大学国際社会文化研究所客員研究員
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山田 一隆
京都・まいづる立命館地域創造機構
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