ポリカーボネートケースを使用したリレーの封止信頼性の改善(機構デバイスの信頼性,信頼性一般)
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概要
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シールリレーは、使用される周囲環境からの異物や腐食性ガス等の侵入を防止するために、一般的に熱硬化型の一液性エポキシ樹脂封止剤により封止されている。シールリレーの中には、リレーの動作が確認できるよう透明ケースを使用したタイプがあり、透明ケースには、耐衝撃性や耐熱性などの様々な要求物性のバランスからポリカーボネートが使用されている。しかし、ポリカーボネートケースを使用したシールリレーは、熱硬化型エポキシ樹脂封止剤とケース材の接着界面に気泡が確認される場合がある。気泡は、万一、発生量が多くなった場合に封止性が確保できなくなる懸念があるが、気泡発生の原因については明確にされていなかった。今回、ポリカーボネートケースと封止剤の接着界面で発生する気泡発生の原因および接着界面での発生現象を明確にし、封止信頼性を更に向上できる方策を明確にしたので報告を行う。
- 2012-02-10
著者
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福原 智博
オムロン株式会社
-
大谷 修
オムロン株式会社エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネスカンパニーエンジニアリングセンタ材料技術センタ
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福原 智博
オムロン(株)エレクトロニクスコンポーネンツビジネスカンパニーエンジニアリングセンタ材料技術センタ
-
大谷 修
オムロン株式会社
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達野 陽介
オムロン株式会社
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