コンテンツ生成の循環系を軸とした音声技術基盤の構築を目指して(オーガナイズドセッション:招待講演,第13回音声言語シンポジウム)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ユーザによる音声対話コンテンツ生成という概念を導入し,それが実際に機能するための仕組みや条件を実証的に探究する試みについて紹介する.音声特有の生き生きとしたインタラクティブ感のあるやりとりが,テキスト的な処理だけでは実現することのできない音声インタフェースの主要な「魅力」のひとつと考えられる.音声対話システム全体をシステム自体とコンテンツに分離して考え,1)「魅力的」な音声対話を成立させうるシステムの要件と,2)コンテンツクリエータ引いてはユーザによって「魅力的」な音声対話コンテンツが次々と生成されるための条件を解明し,同時にそのための仕組みを確立することを目指す.既設の双方向音声案内デジタルサイネージを核として,大学キャンパス全域,ショッピングモールや駅前等の公共空間,あるいはインターネット上にコンテンツ生成環境を実現し,ユーザによる音声対話コンテンツ生成の実証実験を行う.最終的には,音声技術普及のブレークスルーにつながるユーザによる音声対話コンテンツ生成環境の構築技術を確立することを目指す.
- 2011-12-12
著者
関連論文
- 拡張分離型格子HMMに基づく顔画像認識 (ヒューマン情報処理)
- 拡張分離型格子HMMに基づく顔画像認識 (パターン認識・メディア理解)
- ユーザ負担のない話者・環境適応性を実現する自然な音声対話処理技術の総合開発(総合報告)
- 声質と歌唱スタイルを自動学習可能な歌声合成システム(スペシャルセッション・歌情報処理2)
- 11.人にやさしい音声インタフェース(第2部:情報の高信頼蓄積・検索技術等の開発,学と産の連携による基盤ソフトウェアの先進的開発)
- 第1回 HTSを用いた音声合成システムの構築
- 状態継続長を考慮した分離型2次元格子HMMによる顔画像認識(テーマ関連セッション4,コンピュータビジョンとパターン認識のための学習理論)
- 回転変動を考慮した分離型2次元格子HMMによる顔画像認識(テーマ関連セッション4,コンピュータビジョンとパターン認識のための学習理論)
- 回転変動を考慮した分離型2次元格子HMMによる顔画像認識(テーマ関連セッション4)
- 声質変換のためのスペクトル・F_0の同時モデリング(一般(ポスターセッション),第9回音声言語シンポジウム)