局所特徴に基づく適応ループ内フィルタ方式(画像符号化,通信・ストリーム技術,一般)
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概要
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Wienerフィルタに基づく符号化ループ内フィルタ方式(Adaptive Loop Filter;ALF)は、符号化誤差を最小化するフィルタが設計される。符号化誤差の特性は局所的な映像特徴に依存するため、局所的にフィルタ設計することで高い符号化性能を実現することが可能である。しかしながら、従来のALF方式ではフレームごとに限定的な数のフィルタしか設計されないため、従来方式は高い符号化性能に達するには十分な局所的な最適性を有していない。以上の観点から、本研究では、映像特徴に基づいて局所的に最適なフィルタ設計するループ内フィルタ方式を提案する。本方式では、局所領域ごとに水平方向および垂直方向の特徴量を抽出し、特徴量の大きさに応じて局所的に最適なフィルタを設計する。符号化実験により、従来方式に対して符号量削減率が2.0%改善することを確認した。
- 2011-12-08
著者
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