SLPに基づく強RSA仮定とDDH仮定の分離(一般,情報セキュリティ,ライフログ活用技術,ライフインテリジェンス,オフィス情報システム,一般)
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概要
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代表的な暗号学的仮定としてRSA仮定とCDH仮定があり,それぞれ素因数分解問題と有限群上の離散対数問題という基礎問題の困難さと強く結びついている.これらの仮定に対応する問題の複雑さがそれぞれの基礎問題の複雑さと等価であるかについて,様々な条件の下での結果が知られているが,離散対数に関連する仮定と素因数分解に関連する仮定の関係についてはほとんど知られておらず,底の証明付き離散対数問題と素因数分解問題の分離(ひとつが他方に帰着しないこと)が知られているのみである.本稿ではこの結果を補強する状況証拠として,SLP(ストレートラインプログラム)上で強RSA仮定とDDH仮定が分離されることを示す.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2011-11-07
著者
-
静谷 啓樹
東北大学情報処理教育センター
-
静谷 啓樹
東北大学 大学院情報科学研究科 情報基礎科学専攻
-
磯辺 秀司
東北大学大学院情報科学研究科
-
長谷川 真吾
東北大学大学院情報科学研究科
-
小泉 英介
東北大学大学院情報科学研究科
-
長谷川 真吾
東北大大学院情報科学研究科
-
静谷 啓樹
東北大大学院情報科学研究科
-
静谷 啓樹
東北大学大学院情報科学研究科
-
福光 正幸
東北大学大学院情報科学研究科
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