久留米大学におけるフランス語教育 : コース評価の試み
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概要
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急速な変貌期を迎えている社会にあって,大学教育もまた大きな変革を求められている。教育の質の向上を目指して自己点検・評価を行い,その結果を内外に公開していくというアカウンタビリティー(説明責任)の流れも加速しており,そうした時代の要請に対応することがフランス語教育としても必要になろう。本論では筆者の勤務する久留米大学における一般フランス語教育の点検を通じて外国語教育コースの評価モデルを提示してみたい。コース評価にあたっては,1)カリキュラム,2)学生へのコース説明,3)シラバス,4)教材,5)スタッフ教員,6)学習者,7)到達度評価,8)リソース,という8つのチェック項目を設定し,順次検討していく。教育のレベルアップをはかるためには定期的にコースを見直していく必要があろうが,その際の参考となれば幸いである。
- 2004-11-20
著者
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