人間福祉学部 フォーラム2010 レポート : つながりあう福祉社会を求めて(第1弾) 「ひとと関わる仕事 その魅力の光と影」
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概要
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このレポートは、学生、福祉専門職、教員という三者が合同で企画した初めての人間福祉学部フォーラムの記録を〈編集〉したものである。学生の〈素直な〉発言には、人を援助する仕事、人と関わる仕事を選んだことへの意欲、フレッシュな息吹がこめられている。また、福祉や保育・幼児教育の実践現場の方々は、具体的な実践の事例を通して、人と関わる仕事の「光と影」を語ってくださった。最後に掲載した参加者のコメントにあるように、フォーラム後半のフロアーと登壇者との質疑応答・意見交換も貴重なものであった。このような紀要においては、研究論文こそが高い価値があるというのが一般的なとらえかたである。しかし、普遍的な実践論として確立されるまで至っていない議論の記録は、質的研究の方法論においては極めて価値が高い〈リッチな〉データである。〈リッチな〉データの普遍化としての質的分析は、第2弾、第3弾を経た後になる。
- 2012-03-07
著者
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川池 智子
山梨県立大学人間福祉学部
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川池 智子
山梨県立大学人間福祉学科福祉コミュニティ学科
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石川 朝美
貢川進徳幼稚園
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藤谷 秀
山梨県立大学人間福祉学部
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浅井 芙美子
山梨県立大学人間福祉学部人間形成学科学生
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金子 美由樹
山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科学生
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