保育者の「子育て支援」に関わる専門性とリカレント教育(その3) : まとめと考察 D. A. ショーンの「省察的実践家」モデルを手がかりにして
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概要
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本研究は「子育て支援」に関する、保育者の専門性とリカレント教育について、その福祉的側面の検討をあわせて考究するものである。第1報では、本研究の視点をおさえた上で、保育士会会員へのアンケート結果を元に、保育士の「子育て支援」に関するリカレント教育へのニーズを分析した。第2 報では、"障がい児""発達の気になる子" の子育て支援の側面から、保育者の子育て支援の専門性の課題にアプローチした。第3報にあたる本稿では、「保育士養成課程等検討会」の「中間まとめ」等を踏まえ、「子育て支援」を含む、「保育者の専門性」に関わる、保育者養成における学内教育とリカレント教育の連続性の意義を、ドナルド・A・ショーンの「省察的実践家」モデルを手がかりに論じる。
著者
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